モザイクとストラータをメインに使用したクリアなウェストコーストIPA。ブルーベリーのようなベリー系の香りとフレーバーに苦味のあるオレンジのような後味。今回のバッチではストラータの割合を増やし、乾燥した草っぽいダンク感が前回よりもやや強め。
Name: Buncho 2025 (ブンチョウ2025)
Style: West Coast IPA
Abv. : 7.0%
Grains: Extra Pils, Ireks Pilsner
Hops: Mosaic, Mosaic Cryo, Strata, Strata CGX, Mosaic Incognito
Yeast: WLPD001
2025年に入って2バッチ目のBunchoリリース。
MosaicとStrataの組み合わせでブルーベリーのようなベリー系の香りとフレーバーに苦味のあるオレンジのような後味を楽しめるクリアなIPAに仕上がってます。草っぽいニュアンスをダンクと表現することがあるのですが、Strataの割合を前回より多くしたため乾燥した草っぽいダンク感は前回バッチよりも少し強めに感じます。
モルト配合に全く変更はありませんが、自社のモルトミルがDanger Raptorに破壊されてしまったのでこのバッチはCycad Brewing (@cycad_brewing)さんでミリングさせてもらいました(ヘッドブルワーの藤浦さんをはじめCycadチームには本当に感謝しかありません)。
Ireks社のピルスナーモルトはピルスナーモルトと分類されているモルトの中でもしっかりモルトのニュアンスが出るので薄めのいつもベースモルトとして使っているWeyermann社のExtra Pilsと半々のバランスがこのビールには心地よく感じてます。
10日ほど前にリリースしたArmadilloに使ったのは北米産の2-rowと呼ばれるPale Ale Maltに近いスペックのモルトで、同じくExtra Pilsと半々の割合なのでInkhorn BrewingのTasting Roomで両方繋がっている間はそこに注目して飲み比べても楽しいかもしれません。