麦芽と酵母の味わい、ホップの爽やかな苦み、そして切れの良いのどごし。歴史に裏打ちされた鉄則を忠実に守り、時間をかけ丁寧に醸造された南ドイツスタイルの極上ラガー。
そのバランスのよい美味しさで世界を席巻した南ドイツの極上ラガー
【味わいの特徴】
麦芽と酵母の味わい、ホップの爽やかな苦み、切れのいいのどごし、とそれぞれの要素がバランスよく揃えば、ビールとはこんなに美味しいものになる、ということを思い出させてくれる原点回帰の新天地。
【相性の良い食事】
とうもろこしの天ぷら、薬味野菜たっぷりの蒸し鶏、鮎の塩焼き
【名前の由来】
「完璧なラガービールとは」
京都醸造にとって未知の領域であったラガーを探検し、理解を深め、未だ見ぬ完璧なラガーを求めて、その道を突き進む冒険的醸造シリーズ、新天地
【醸造家の声】
優れたヘレスラガーを造るには、シンプルさがとても重要になります。
私たちが敬意を払うこの南ドイツを代表する伝統的なスタイル「ミュンヘナーへレス」に、爽やかでクリスピーなビールにするために、モルトとホップの風味の絶妙なバランスで設計することが要求されます。シンプルにすることでの課題は、欠点を隠す場所がないため、いかに時間をかけて丁寧に作るかで味わいにはっきりとした違いがでます。そうした歴史に裏打ちされた鉄則を忠実に守り、このビールでも細心の注意を払って作業を進めました。
ピルスナーモルトを主体にし、色とボディ感を少し出すためミュンヘナーモルトを少し加えています。そのボディ感との絶妙な均衡を意識し、アウルムとスパルターセレクトというホップをブレンドし、穏やかなハーブ香とフローラルな香りの個性を加えました。そして、”ビアガーデン”ラガー酵母による発酵と、低温での熟成によって完成したのは、いつどんな時でも飲みたくなる、爽やかで、口当たりが穏やかで、クリスピーな極上へレス。まさに踊らずにはいられないような陽気で美味しい南ドイツの味です。