モザイク、ピーチャリン、モチュエカが与えるトロピカルフレーバーとキレのある口当たりで季節感を表現した夏のIPA。東海岸IPAのフルーティーでソフトなキャラクターと西海岸セッションIPAのドリンカビリティをブレンドしたような仕上がり。ロンドンエール酵母による発酵由来の柔らかなフルーツ感とほのかな濁り。
トロピカルフルーツのような弾ける味わいと軽やかで爽快な飲み口を追求した夏のIPA
【味わいの特徴】
東海岸IPA特有のフルーティーでソフトなところと西海岸セッションIPAのドリンカビリティをブレンドしたような、ほんのり濁りのあるセッションIPA。モザイク、ピーチャリン、モチュエカが与えるトロピカルフレーバーとキレのある口当たりで、汗ばむ季節にゴクゴク飲みたくなる仕上がりを目指しました。
【相性の良い食事】
スズキのフリットのサラダ仕立て、オクラと柑橘.じっくり焼いた豚バラ肉のタコス、スイカとフェタチーズのタルティーヌ
【名前の由来】
「気まぐれ」というこの国独特の概念から発想を得て、その時々のブルワーの気分でモルトとホップを選び、それぞれの季節感をIPAで表現したシリーズ。春は、流行り廃りのない、いつだって気分よく楽しませてくれるクラシックなIPA。
【醸造家の声】
季節限定IPA、気まぐれシリーズの夏バージョンは、日本の高温多湿な夏にぴったりのビールを目指して造られました。軽やかでリフレッシングな飲み口を保つために、アルコール度数は飲みやすい4.5%。ピルスナー、ウィーンモルト、小麦、オーツ麦をブレンドし、きりりとドライでクリスプなボディに仕上げています。
このベースに合わせるホップとして、夏らしい明るくフルーティーなキャラクターを持つものを選びました。まず、柔らかい口当たりとベリーやトロピカルフルーツの風味を持つモザイク。モザイクは個人的に“夏”を感じさせるホップで、この特徴をサポートするような形でニュージーランド産のピーチャリンを使用しました。ピーチャリンはネクタリン、シトラス、フローラルのような香りを与え、モザイクの魅力をさらに引き立ててくれます。
ドライホップでは、さらにモザイクに加えるだけでなく、レモンライムのような爽やかな香りで知られるこちらもニュージーランド産のモチュエカを使用。このアロマティックなホップは、やはり香りを引き出すために工程の後半に投入するのに適しており、それはまるで夏の果樹園を歩きながら熟した果物や花の香りを楽しんでいるかのような体験を、ビールを通して表現しています。
そして発酵はロンドンエール酵母で行い、柔らかなフルーツ感と、見た目ではほのかな濁りも与えてくれます。
有名な京都の蒸し暑い夏に限らず、このトロピカル感+ドライな口当たりでグイグイと飲める、それでいてしっかりと味わいも楽しめる今年の夏の気まぐれがあれば、この季節を存分に満喫できることでしょう。