伊勢角屋麦酒の25周年を記念し、3人のブルワーでレシピを作成したウェストコーストIPA。メインのホップとしてストラータを使用。モルト感を必要最小限に抑えホップの香りを際立たせた。
きっかけ:
伊勢角屋麦酒25周年ビール「本角IPA」は初めてブルワー同士で共同開発してレシピを作成しました。出口BrewMaster「伊勢角も今年で25年を迎えます。今回の周年ビールは、瀬田・山宮・出口の3人で考えレシピを造りました。今までの伊勢角をベースに、感覚とデータ分析の3拍子揃った本角IPAをご賞味ください。」瀬田「飲み手時代からウエストコーストIPAが好きで好きでたまらなくて、ブルワーを志したときには美味しいIPAを造るところで学びたくて伊勢角の門を叩きました。通常の限定ビールは1人でレシピ開発から仕込みまでしますが、今回は出口さん、山宮君とチームを組んで造りました。みんな我が強いので意見がまとまらなくて大変でした(笑)が、それぞれが想う本物のIPAのエッセンスが凝縮したビールに仕上がりました。」山宮「クリエイティブな新たなスタイルが次々台頭するなかで、ビールのシーンとともに進化し続ける王道のウエストコーストIPAが大好きです。いつも飲みたい、いつ飲んでも美味い、本物のウエストコーストIPAを目指して、(はじめて!笑) 伊勢角のブルワー同士でレシピを共同開発しました。」25周年を迎えるISEKADO本気のIPAです!
こだわり&あじわい:
クリアなオレンジの外見にアルコール7.0%、IBU65のウエストコーストIPAの黄金比で仕上げました。ホップの香りをより際立たせるために、ボディ感は残しつつもモルト由来のアロマフレーバーを必要最低限になるよう仕込み工程とモルト配合に工夫を施しました。ホップは「いつものISEKADOと違い感じる」「アロマでハッとさせたい」をテーマにメインにはベリーやスイートフルーツ、ダンクなニュアンスが特徴のストラータを採用しています。またストラータ以外にもダンクなニュアンスを与えるホップを配合してアロマとフレーバーに厚みを持たせました。