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ビッグハンドブロス Bighand Bros. Brewery

2023年オープンした京都西陣の地下に居を構えるブルワリー。ヘッドブルワーの中村友哉氏は、初めドイツビールをきっかけとしてビールの魅力に触れ、さらにアイルランドで地元のパブ文化やクラフトビールに出会ったことでクラフトビールに強い関心を持つようになる。イギリスに移り住んでからは、現地でホームブリューイングにも取り組む。その後、イングランドのリーズにある North Brewing での研修を経て、2023年3月、Bighand Bros.で醸造を開始する。アイリッシュレッドエールなどモルティなビールが好みと話す中村氏が手掛けるビールは、イギリスやドイツの伝統的なスタイルから、モダンなニューイングランドIPAやペストリースタウトまで幅が広い。World Beer Cup 2024 の English Mild or Bitter部門で、「Andalusite」が金賞を受賞。ブルワリーが地下にあることからトレードマークはモグラ。ブルワリー名の“Bighand”はモグラの大きな手に因み、ビールには鉱石名が冠される。醸造所に併設された智恵光院タップルームのほか、寺町二条下ルにタップルームを持つ。