北アメリカ North American
ピュアプロジェクト Pure Project
サンディエゴで職場の同僚として出会い親交を深めていた創業者であるジェシー・パインとマット・ローバーがクラフトビールの話題で意気投合し、資金を集めて長期休暇の移住先のコスタリカのジャングルの中に「マヌエル・アントニオ・ブルーイングカンパニー」という醸造所をオープンしたのが前身。「可能な限り地元の素材を使用し、環境に配慮した醸造を行うこと」をテーマに醸造を開始するが、2年後、インフラが整わない中でのブリュワリーの運営に限界を感じ、元々住んでいたサンディエゴに2014年に新たなブリュワリーをオープン。創業当時からの精神を持ち続けるため、コスタリカの思想「Pura Vida(美しい/純粋な人生)」から引用し、ブリュワリー名を「Pure Project」と名付ける。
ビールは農産物という考えに基づき、オーガニックな季節の収穫物に合わせた醸造を行うことがブリュワリーの特徴で、まず原材料やその時期に収穫できる副原料をベースにレシピを考え、その後に味を最大限に表現できる適切なビアスタイルを当てはめて造り上げていく。最高の素材を使い、化学物質や添加物を排除し、情熱と努力、そして少しの愛を加えてビールを作ることが彼らのポリシーで、環境に配慮したこだわりの原材料を使い醸造されたクラフトビールは、地元を中心に人気を博し、数々のコンペでも受賞を果たしている。