北アメリカ North American
パリッシュ Parish Brewing Co.
2010年、アンドリュー・ゴドリー氏により、ナノ醸造所としてスタート。南アフリカ出身のゴドリー氏は、ルイジアナ州立大学で化学工学の学位を取得し、その後ピッツバーグでエンジニアリングの仕事に就く。ルイジアナ州に地元のビールが不足していると感じていたゴドリー氏は、エンジニアリングのバックグラウンドとインターネットでのリサーチを頼りに醸造を開始する。最初の主力商品であるルイジアナ州のサトウキビとオレゴン州のカスケードホップを使ったアメリカンウィートエール「Canebrake」は発売当初から大ヒットとなる。
2012年に現在の地であるBroussardのJared Driveに本格的な醸造所をオープン。およそ2年間に渡ってホップに関するテストを繰り返した後、2013年にフレンチエール酵母を使ったボトルコンディションのIPA「Farmhouse IPA」、さらに2014年には代表作となるニューイングランドスタイルのダブルIPA「Ghost In The Machine」をリリース。「Ghost In The Machine」は国際的に高い評価を受ける。
Broussardの醸造所は、地域で最大の醸造所の一つにまで成長。「素晴らしいクラフトビールを作る」というシンプルな目標を掲げ、最高品質の風味豊かでモダンなビールを作りながら、強力で収益性の高いビジネスになることを目指す。