北アメリカ North American
ビアツリー Beer Tree Brew
2014年からニューヨーク州ウェレットでホップ農場「Willet Hop & Grain」を運営するChuck Rhoades氏の息子で義理の兄弟のChris Rhoades氏とBrendan Harder氏(醸造責任者)が立ち上げた家族経営のブリュワリー。彼らは様々なモルトとホップを使用したテスト醸造を繰り返した後、2017年10月、農場から車で30分ほどの距離にあるポートクレーンに「Beer Tree Brew Co.」をオープン。自家栽培のホップを使用したホップフォワードなペールエールやブラウンエールからスタートし、最初の2年間で50種類を超えるニューイングランドスタイルIPAを醸造。さらに、樽熟成スタウトやファームハウスエール、フルーツケトルサワーなどラインナップを拡大し、目を見張る成長を遂げる。現在はニューヨークのジョンソンシティに20バレルの醸造システムを構え、ポートクレーンの施設は、パイロット醸造用のブリューハウスや、タップルーム、ビアガーデンなどを備えたファームとなっている。ブリュワリー名は、Chuck氏が愛情を込めて「ビールの木」と呼んでいるホップの蔓から。