北アメリカ North American
ヴァラエタルビアカンパニー Varietal Beer Co.
2016年に、ワシントン州のホップ栽培地域であるヤキマバレーにヤキマ渓谷の最高のホップ、樽、果物を使用した素晴らしいビールをもたらすことを目標に、友人同士で実験的なプロジェクトとして設立。地元の経済発展を促進する団体 Port of Sunnyside の支援を受けてプロジェクトは拡大し、樽熟成プログラムをスタートした他、2018年4月にヤキマバレー下流のサニーサイドに醸造所とタップルームをオープン。すっきりとした味わいのクリーンでホップの効いたビールを中心にたちまち注目を集める。
共同オーナーでヘッドブリュワーのChris Baum氏は、2003年に自家醸造を始め、2012年にスナイプスマウンテン醸造所でプロの醸造家としての活動をスタート。ベールブレーカーを経てヴァラエタルのヘッドブリュワーとなる。また、共同オーナーのKarl Vanevenhoven氏は、20年以上の経験を持つ熱心な自家醸造家で、1998年にYakima Chief Hopsのチームの一員となり、Cryo Hops®を開発。現在はYCH社の最高執行責任者を務める。
ブリュワリー名の“Varietal”とは、ヤキマで栽培されるホップの「品種」、ビールを熟成させるワイン樽のワインの「品種」、樽熟成のワイルドビールに使用されるフルーツの「品種」など、様々なものに「品種 (Variety)」という言葉を適用することが出来ることから名付けたもの。