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ベルギー Belgium

コルセンドンク Corsendonk


コルセンドンクロゴ

アントワープ州アウト=トゥルンハウトに1398年に設立されたコルセンドンク小修道院に起源を持つアビー醸造所。

ブラバント公 (Jan van Brabant) の娘でトゥルンハウト公妃のマリア・ファン・ヘルレ (Maria van Gelre) は、1393年に宗教的な目的で自分の土地をアウグスティヌス派に寄贈し、コルセンドンク小修道院が設立される。修道院の敷地内には風車、穀倉、麦芽工場、それに井戸のある醸造所が併設されていたことが図版に描かれている。修道院は宗教戦争で破壊され、17世紀に再建されるが、1784年にオーストリア皇帝ヨゼフ2世が閉鎖を命じ、その後のフランス革命を経て閉鎖は恒久的なものとなる。

1906年以降、アントニウス・ケースマーケルス (Antonius Keersmaekers) が、修道士たちの醸造の伝統を復活させるため世俗的な醸造所を設立し、有名なパーテルビールが醸造された。この旧ケールスマーケルス醸造所は1953年に廃業し飲料店となる。

1982年にアントニウスの孫ヨゼフ (Jozef) がコルセンドンクのブランドを復活させ、デュ・ボックやヴァン・スティーンベルグを含む複数の醸造所に醸造を委託するようになる。2015年、コルセンドンク社のオーナーであり2010年からデュ・ボック醸造所の株式を保有していたケールスマーケルス家がデュ・ボック醸造所を完全子会社化。現在はコルセンドンクの全製品がデュ・ボック醸造所で醸造されている。



厳選されたホップを使用し、深みのある味わいと芳醇な香り、苦みが特徴のブロンドエール。レシピにアレンジを加えながら毎年醸造される限定品で、2024年バージョンでは...

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